断水時のトイレの流し方完全ガイド!故障と逆流を防ぐバケツ注水と手順を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。
近年の住宅で急速に普及したタンクレストイレは、給水バルブを電気制御しているモデルが大半であり、断水のみならず停電が同時に発生した場合、通常のボタンスイッチでは一切排水できません。しかし、各メーカーはこうした事態を想定し、手動操作機構や乾電池バックアップ機構を標準搭載しています。
ここでは国内シェアの大半を占める3大メーカー(TOTO、LIXIL、パナソニック)の代表的な非常時操作手順を整理します。
メーカー・代表機種非常時の手動操作方法必要水量・駆動方式編集部の見解・注意点TOTO
ネオレスト(NX/AH/RH/LS/AS)本体右奥のカバーを外し、非常用手動レバー(またはリング)を引く。
※ネオレスト断水時手動レバー操作後にバケツ注水。注水:約4〜5L
封水:約2〜3L
(手動レバー+注水方式)TOTOトイレ断水時の流し方は手動レバーを引いたまま注水する手順が必要。レバーの戻し忘れに注意。LIXIL(INAX)
サティス(G/Sタイプ)本体左側のサイドカバーを開け、手動ギア機構を回すか付属のレバーを操作。
※サティス非常用手動排水を実行。注水:約5〜6L
乾電池ボックス(9V形または単3×4本)による電動排水も可能。LIXILタンクレストイレ手動操作では、手動バルブを最後まで引き切らないと弁が半開きになり異臭の原因となる。パナソニック
アラウーノ(L150/V/S160)本体右側面の停電用ハンドルを時計回りに回して排水。その後バケツで注水し、ハンドルを反時計回りに戻す。注水:約4L(バケツ注水)
9V角形アルカリ乾電池によるボタン洗浄対応モデルあり。パナソニックアラウーノ停電断水時はターントラップ方式のため、手動ハンドルを「元の位置」に戻さないと排水口が開きっぱなしになる。
タンクレストイレ各機種を操作する際、最も留意すべきは「手動排水レバーやハンドルを元の位置に戻したか」という点です。例えばパナソニックのアラウーノは、排水管そのものを物理的に回転させて排水する「ターントラップ方式」を採用しています。ハンドルを戻し忘れると排水トラップが開いたままとなり、いくら後から水を注いでも便器内に水が溜まらず、下水臭が室内に充満し続ける事態を招きます。