柏原崇が病気で降板した真相と激痛の正体|内田有紀を支える現在

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国内地上波での露出が途絶えた時期、柏原崇はどこで何をしていたのか。その答えは、海を越えた中国・台湾を中心とするアジア圏にありました。

1996年に主演したドラマ『イタズラなKiss』の入江直樹役、そして岩井俊二監督の映画『Love Letter』の藤井樹役は、中華圏で伝説的な人気を誇っていました。中国では「世紀末的美少年(世紀末の美少年)」という代名詞で語り継がれ、2010年代以降、現地の映像プラットフォームやSNS「微博(Weibo)」で彼のアカウントが開設されると、瞬く間に膨大なフォロワーを獲得しました。

現地の制作会社関係者は当時をこう振り返ります。「柏原さんは単に過去の栄光でイベントに出るような仕事は一切望まなかった。自ら企画書を書き、短編映画の脚本を手掛け、現地クリエイターと対等にディスカッションしながら作品づくりに没頭していた」。

2014年には中国配信のショートフィルム『幸せの選択』で主演を務めるだけでなく、自ら脚本を執筆。現場では言葉の壁を越え、役者やスタッフへの細やかな気配りを見せていました。日本国内では「消えた俳優」と短絡的に見なされていた時期、彼はアジアという広い視野の中で、自らのペースを保ちながら表現者・クリエイターとしての自立を取り戻していたのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。