エディーバウアーのタグ年代判別!日の出・黒タグの見分け方と価値図鑑
1920年、創業者エディー・バウアーがワシントン州シアトルに小さなスポーツ用品店を開いたことから、ブランドの歴史は始まりました。1936年には、真冬の釣りで低体温症に陥りかけた自身の命がけの体験から、羽毛をキルティング加工で閉じ込めた世界初のダウンジャケット「スカイライナー(Skyliner)」を開発。1940年にアメリカで特許を取得し、アウトドアウェアの歴史を根底から塗り替えました。
同ブランドのタグは、ブランドの買収劇や経営体制の刷新、生産拠点のグローバル化に伴って定期的に刷新されてきました。ヴィンテージ市場において価値が跳ね上がる境界線は、主に「1980年代以前(USA製全盛期)」と「1990年代中頃以降(アジア生産への移行期)」に存在します。
タグに「BAUER DOWN」の文字や山から昇る太陽が描かれていれば、それは1950〜60年代の黄金期に作られたマスターピースです。一方、黒地にスクリプト(筆記体)ロゴが走る「黒タグ」であれば1980年代〜90年代初頭の銘品であることが分かります。タグの織りネーム1枚が、製造年代と当時のアメリカの物作り精神を雄弁に物語っています。