8月10日の野獣の日とは?元ネタの由来から現在の影響まで徹底解剖
8月10日当日のSNS空間では、日付が変わる午前0時や、語呂に合わせた午前8時10分・午後8時10分(20時10分)を狙って、膨大な数のパロディ画像やイラスト、記念ポストが一斉に投下されます。Xのアルゴリズム上、短時間に集中して同一ワードが投稿されることで毎年確実にトレンド最上位にランクインする構造です。
しかし、この盛り上がりはサイバー空間の中だけに留まりません。作中のロケ地として知られる東京都世田谷区の下北沢周辺には、毎年8月10日前後になると「聖地巡礼」と称して多くの若者やネットユーザーが訪れる現象が観測されています。
現場となった住宅街の路地やコインパーキング、公園周辺では、スマートフォンを片手に記念撮影を行う姿が日常的に見受けられます。しかし、現地は閑静な住宅街や一般住民の生活空間であるため、夜間の騒音やゴミのポイ捨て、私有地への立ち入りなどが問題視され、近隣住民からの通報によって警察官がパトロールを強化する事態も発生しています。ネット上のノリを現実の公共空間へ無分別に持ち込むことへの批判の声は年々高まっています。