室内イチゴ水耕栽培の真実|失敗する決定的理由と甘く育てる最新自作術
Q1:土植えの市販苗を水耕栽培に移行する際、根の土はどう洗えばいいですか?
A1:いきなり強いシャワーで洗い流すと微細な根毛が千切れて枯れる原因になります。常温の水を張ったバケツに根鉢を浸し、水中で優しく揉みほぐすようにして土を落としてください。9割方土が落ちたら、最後に流水で軽く流せば十分です。少量の土が残っていてもハイドロボール栽培であれば問題ありません。
Q2:室内栽培でイチゴの糖度を12度以上にするための具体的な裏ワザはありますか?
A2:実が白からピンクに色づき始めたタイミングで、培養液の水位を少し下げて根に与える水分を絞り、光の照射時間を1日14時間に延ばしてください。さらに、エアコン等を活用して夜間の室温を15℃前後に下げて昼夜の温度差(ディファレンシャル)を10℃近くつけることで、果実に蓄えられた糖分の分解が劇的に抑制され、甘みが濃縮されます。
Q3:葉ばかりが青々と茂って花が一向に咲かない「つるボケ」の原因と対処法は?
A3:典型的な「窒素過多」と「光量不足」のサインです。葉を作る窒素分が多すぎると、植物は子孫を残す(花を咲かせる)モードに入りません。ハイポニカ等のリン酸・カリウム比率が高い水耕専用肥料を規定通りに使い、古い外葉を定期的に摘み取って(芽かき・葉かき)、株の中心部にあるクラウンに光がしっかり当たるようにしてください。