袴の畳み方を徹底図解!ヒダが崩れない十文字結びと正しい保管術

袴の畳み方を徹底図解!ヒダが崩れない十文字結びと正しい保管術を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

袴には大きく分けて、女性の卒業式などで主流の「行灯袴(あんどんばかま)」と、男性の礼装や武道で用いられる「馬乗り袴(うまのりばかま)」の2種類が存在します。それぞれの特徴を整理した以下の比較表で、作業手順の違いを確認してください。

項目行灯袴(女袴)馬乗り袴(男袴)武道袴(剣道・弓道)内部構造仕切りがないスカート状中央に仕切りがあるズボン状馬乗り仕立て(厚手生地)腰板(背中の板)なし(布の帯のみ)あり(硬い台形板)あり(柔軟なゴム・樹脂板)畳み方の難易度★☆☆☆☆(初級・約3分)★★★☆☆(中級・約5分)★★☆☆☆(初中級・約4分)畳む際の最重要点両脇のマチを綺麗に内側へ折る股の割れ目を整え腰板を平らに置くヒダをしっかり手アイロンでプレス

女袴(行灯袴)の基本たたみ方手順

卒業式で着用される女袴は、腰板がなくスカート構造になっているため、構造的には最もシンプルです。

まず、前身頃を上にして平らに広げます。両脇の余分な布(脇マチ)を内側にすっきりと折り込み、長方形の輪郭を作ります。次に前ヒダ(左右合わせて5本)の折り目を手で整え、中央に向かって綺麗に揃えます。続いて袴を裏返し、後身頃のヒダを整えます。最後に裾を腰の高さに向かって三つ折り(または二つ折り)にし、紐の処理へと進みます。

男袴(馬乗り袴)・武道袴のたたみ方手順

馬乗り袴は中央にマチ(股の仕切り)があり、背面に「腰板」がついている点が異なります。

前身頃を上にして広げたら、まず左右の足を揃えるように中央の股立ちを綺麗に重ね合わせます。両脇のあき部分を内側へ折り込み、全体の形を長方形に整えます。裏返して後身頃を整える際、腰板を上部に突き出すように真っ直ぐ配置するのがポイントです。裾から腰板の下端に向かって上向きに三つ折りにたたみます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。