野生のハムスターの生態と真実!巨大で凶暴な原種と絶滅の危機

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結論から明かすと、日本国内の自然界に自生する野生のハムスターは一切存在しません。日本の野山や公園で見かける小型のネズミ類は、アカネズミ、ヒメネズミ、ハツカネズミなどの在来種、あるいはドブネズミやクマネズミといった外来の齧歯類です。もし日本の河川敷や草むらでハムスターを目撃した場合、それは野生種ではなく、飼育個体が脱走したか、あるいは心無い飼い主によって遺棄された個体であると判断できます。

本来の野生のハムスターの生息地は、ヨーロッパ中部から東部、ロシア、中央アジア、中国北部、そして中東シリアに至るユーラシア大陸の広大なステップ(半乾燥草原)や乾燥した農耕地帯です。年間を通じて寒暖差が激しく、冬には氷点下、夏には40度近くまで気温が跳ね上がる厳しい大陸性気候に適応した動物なのです。

地質学・生物地理学の観点から見ても、島国である日本列島にはステップ地帯に特化した齧歯類が自力で渡来するルートが存在しなかったため、日本固有のハムスター科動物は定着しませんでした。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

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