相撲協会理事長の年収と絶大権限の真相!後継候補と歴代改選の全貌
日本相撲協会のトップはどのように決まるのか、その背景には相撲協会理事長の選出方法と仕組み、そして相撲協会理事長(任期・規定)に基づく緻密なルールが存在します。
選出のプロセスは、まず約100名の年寄(親方)による投票で10名の「親方理事」を選出(加えて外部理事3名を選定)。その後、選ばれた理事たちの互選によって理事長候補が決められ、最終的に有識者で構成される「評議員会」の承認を経て正式就任となります。任期は1期2年で再任制限はありませんが、親方の定年が65歳(再雇用制度で70歳まで残れるが役員には就任不可)と定められているため、年齢制限が絶対的なリミットとして作用します。
相撲協会理事長の歴代一覧を振り返ると、出羽海一門や時津風一門、二所ノ関一門など有力一門の政治的力関係が色濃く反映されてきました。特に相撲協会の理事長選挙(歴代)において最大の転換点となったのが、平成22(2010)年の「貴乃花親方の乱」です。従来の密室的な一門調整を打破すべく無所属から出馬し当選を果たした出来事は、角界の勢力図と選挙の透明性を大きく塗り替える契機となりました。