二階堂ふみが『人間失格』で魅せた狂気!山崎富栄役の怪演と濡れ場の真相

今注目を集めている 二階堂ふみが『人間失格』で魅せた狂気!山崎富栄役の怪演と濡れ場の真相について、主要な情報をご紹介しています。

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』において、太宰治を演じる小栗旬の共演者として最後に登場するのが、美容師の山崎富栄を演じた二階堂ふみです。劇中における富栄は、戦死した夫への貞操を守り続けていた控えめな女性から、太宰の甘言に溺れ、やがて彼を死へと道連れにする激情の女へと激変していきます。

この難役を務めるにあたり、二階堂ふみが徹底したのは「富栄の手記や日記の精読」と「肉体的な追い込み」でした。当時の劇場パンフレットや完成披露試写会の取材資料によると、二階堂は山崎富栄が遺した膨大な日記を読み込み、「彼女は決して太宰を破滅させた悪女ではなく、ただ誰よりも純粋に太宰という人間を全肯定し、愛し抜こうとした一人の孤独な女性だった」と解釈したことを明かしています。

撮影現場での二階堂の集中力について、主演の小栗旬は当時の舞台挨拶で「後半のふみちゃんは本当に目が据わっていて、現場で対峙するのが怖かった。太宰として本当に命を吸い取られるような錯覚に陥った」と吐露しています。愛が深まるにつれて声のトーンをわずかに低くし、瞬きの回数を減らしていく繊細なアプローチによって、観客に「この女から太宰はもう逃げられない」と確信させる圧倒的な説得力を生み出しました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。