日立グループの序列ランキング最新版!御三家解体後の格差と勝ち組の真相

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日立グループ各社で働くプロパー社員にとって、避けて通れない現実が「親会社からの出向者問題」です。OpenWorkや各種転職掲示板、現役社員の証言からは、グループ特有の階層秩序に対するシビアな意見が散見されます。

「部長クラスまではプロパー社員でも実力次第で上がれる。しかし、本部長や役員、代表取締役といったトップポストには、必ず日立製作所から理事クラスや部長クラスが降ってくる。『プロパーはここまで』という見えないガラスの天井が存在するのは否定できない」(日立系SIer現役社員の証言)

日立製作所における「出向」には大きく2つのルートがあります。ひとつは将来の役員候補にグループ会社経営を経験させる「武者修行型のエリート出向」。もうひとつは、親会社の役員定年やポストオフに伴い、子会社の経営層・監査役として送り込まれる「天下り型出向」です。

特に重要な経営方針を決定するポジションは、親会社からの出向組で占められるケースが今も主流です。子会社プロパー社員は現場の実務やマネジメントを熟知していながらも、最終決定権を持つ経営上層部との「格差」に直面することが少なくありません。

ただし、日立グループ全体で導入が進む「ジョブ型人事制度」により、成果を出した子会社プロパーを日立製作所本体へ転籍・登用する事例もわずかながら出始めています。完全な年功序列・身分固定制から、職務要件(ジョブディスクリプション)に基づく登用へと制度疲労の是正が試みられている最中です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。