吉村崇の現在と結婚の真相|年収と愛車マクラーレンの裏にあるMc力
ここで、改めて吉村崇という表現者の足跡を振り返ります。北海道札幌市出身の吉村は、2000年に東京NSC5期生として相方の徳井健太と「平成ノブシコブシ」を結成しました。深夜番組『ピカルの定理』で脚光を浴び、脇の下を手で鳴らす「脇鳴らし」や、破滅的で勢い任せの立ち回りを見せる「破天荒キャラ」で一気にブレイクを果たしました。
しかし、当時の現場関係者や先輩芸人たちの証言を総合すると、吉村の本質は「無軌道な暴れん坊」とは真逆の性質を帯びていました。カメラが回っていない場所では、挨拶を欠かさず、台本を綿密に読み込み、共演者の立ち位置を誰よりも気にかける極めて生真面目で礼儀正しい職人気質だったのです。
自らの知名度を引き上げるために創り出した「破天荒」というパブリックイメージと、本来の几帳面な内面との乖離に苦しみながらも、彼はそのギャップすらもトークの武器に変えていきました。虚飾のキャラクターを徹底的に演じ切った先で、素の人間味と現場対応力が露出し、現在の息の長い活躍へと繋がっていったと言えます。