女子アナ吟じますの元ネタとは?天津木村の詩吟から番組化の真相

女子アナ吟じますの元ネタとは?天津木村の詩吟から番組化の真相とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

「女子アナ吟じます」という言葉のルーツを探ると、2008年頃に日本中を席巻した天津木村(木村卓寛)のエロ詩吟に行き着きます。当時、フジテレビ系『爆笑レッドカーペット』などの人気お笑い番組で披露された「吟じます」「あると思います」の決め台詞は、一世を風靡する流行語となりました。伝統芸能である詩吟(師範代の資格を持つ本格派)の朗々とした美声に乗せて、日常の卑近な下ネタを格調高く詠み上げるギャップが爆発的な笑いを生んだのです。

ブーム以降、ネット上では「〜吟じます」というフレーズが汎用ミームとして定着しました。特に2010年代前半のネットカルチャーにおいて、「アイドル・女子アナ画像★吟じます」といった個人ブログや掲示板のスレッドタイトルが乱立したことで、「女子アナ」と「吟じます」の組み合わせがネットユーザーの間で強固に結びつくことになります。

このネットミームの文脈を公式のテレビコンテンツとして見事に昇華させたのが、2016年1月から6月にかけてテレビ東京で放送されたミニ番組『鷲見玲奈、お肉 吟じます。』でした。当時テレビ東京の若手エースアナウンサーとして頭角を現していた鷲見玲奈アナが、都内の名店で絶品肉料理を堪能した後、天津木村直伝の詩吟でその美味を詠み上げるという斬新な構成が視聴者の心を掴み、単なるネットスラングから正式なエンタメコンテンツへと決定的な進化を遂げました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。