そのだるさは隠れ脱水?爪や尿で即判定する脱水症状チェックと対処法
日常会話において混同されがちな「脱水症状」と「熱中症」ですが、医学的なメカニズムには明確な因果関係が存在します。脱水症とは「体内の水分および電解質(ナトリウム等)が喪失した状態そのもの」を指し、熱中症は「脱水や高温多湿環境によって体温調節機能が破綻し、体内に熱がこもることで生じる全身障害の総称」です。つまり、脱水症は熱中症を引き起こす最大のトリガー(引き金)となります。
日本救急医学会などの診療指針に基づき、脱水の進行度と身体への影響を整理したデータが以下の通りです。
水分損失が体重の2%を超えると血流低下による酸素供給不足が生じ、脳の中枢神経系にストレスがかかることで頭痛や悪心が発現します。この段階で適切な対処を行わないと、臓器障害を伴う第3度の重篤な状態へと雪崩を打つように悪化するリスクがあります。