Dmm亀山会長が顔を出さない理由とは?総資産と型破りな経営哲学
株式市場に上場していない合同会社DMM.comの財務データは一般に開示されていませんが、業界内での推定値や各種長者番付の試算データから、その圧倒的な規模感が浮き彫りになっています。
経済誌や専門アナリストの分析によると、亀山敬司氏の総資産額は少なくとも2,000億円から3,000億円超に達していると推計されています。株式を公開している上場企業の創業者のように株価変動の煽りを受けることがなく、グループ株式の大半を個人および資産管理会社で強固に掌握しているため、実質的な純資産の安定度は国内屈指です。また、亀山敬司氏の推定年収についても、役員報酬やグループからの配当を含めれば、年間数十億円規模に達していると目されています。
特筆すべきは、グループ全体の売上高推移の粘り強さです。エンタメ配信にとどまらず、国内トップクラスの取引高を誇る「DMM FX」を運営する金融事業、社会現象となった「艦隊これくしょん」「刀剣乱舞」を抱えるゲーム事業、さらには3Dプリンティングやアニメーションスタジオ、地方の水族館運営に至るまで、極めて強靭な事業ポートフォリオを構築しています。
多くのベンチャー企業が目標とするIPO(新規株式公開)を意図的に避けている点も、同社の大きな強みです。四半期ごとの短期的な利益報告や株主の意向に縛られることなく、回収に5〜10年を要する実験的プロジェクトや新規分野へ、会長の一声で即座に数十億円を投じる俊敏性を保ち続けています。