共立女子中学の偏差値2026|午後入試の難易度と急上昇する人気の理由
中学受験において志望校の難易度を正しく測るには、各模試の母集団と偏差値帯の特性を把握することが不可欠です。共立女子中学校の入試は、日程や試験方式によって要求される学力水準が大きく異なります。
四谷大塚の「合不合判定テスト」におけるAライン80偏差値(合格可能性80%基準)を見ると、一般的にメインとなる2月1日午前の「第1回入試」は偏差値52〜54前後で推移しています。しかし、2月2日午後や2月3日の入試になると偏差値58〜61前後まで急上昇します。日能研の「R4一覧」でも同様の傾向が見られ、午前入試がR4で52〜54、午後入試は60前後の高いハードルが設定されています。
上位層が多く受験するサピックス(SAPIX)の合格力判定サピックスオープンにおいては、全体的に偏差値が低めに出る傾向があるものの、共立女子の午前入試は偏差値42〜45、午後入試では偏差値48〜51に達します。サピックス生にとって午後入試は「確実に抑えたい併願先」でありながら、油断すると足元をすくわれる難関枠として位置づけられています。一方、首都圏模試(統一合判)では、午前入試で偏差値61〜63、午後入試では偏差値67〜69前後の高スコアが求められます。
このように、共立女子を「中堅女子校」と一括りに捉えるのは危険です。とりわけ午後入試や2月3日入試は、上位校・難関校と遜色ない学力層がひしめき合っており、模試の判定を過信せずに日程ごとの戦略を立てることが合格への絶対条件となります。