鈴木光司の現在と活動は?『リング』生みの親の素顔と名作の真相
ウェブ検索やSNS上で「すずき こうじ」と入力した際、ユーザーが最も頻繁に遭遇する混乱が、同音同名の絵本作家「スズキコージ」氏との混同です。
スズキコージ氏は1948年生まれの画家・絵本作家で、第40回小学館絵画賞を受賞した『ブラッカブラッカ島のお話』や『サル・ビル・ビルサール』など、野性味あふれる圧倒的な色彩と原初的なエネルギーを持つ作風で知られる世界的アーティストです。驚くべきことに、作家の鈴木光司氏と絵本作家のスズキコージ氏は、共に静岡県浜松市の出身という奇妙な共通点を持っています。
しかし、両者は血縁関係のない全くの別人です。ホラー・SF小説の大家である「鈴木光司(漢字表記)」と、アバンギャルドな絵本とライブペインティングで異彩を放つ「スズキコージ(カタカナ表記)」。検索窓で平仮名の「すずき こうじ」と入力すると双方の関連情報が混ざり合って表示されるため、ネット上では「リングの原作者が描いた奇妙な絵本」といった誤認が時折見られます。それぞれのフィールドで日本を代表するトップクリエイターである点こそ共通していますが、作品世界は明確に区別して楽しむ必要があります。