18歳成人なぜ?法改正の背景と知っておくべき注意点を徹底解説

18歳成人なぜ?法改正の背景と知っておくべき注意点を徹底解説の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

18歳成人がもたらした最大の激震は、法的なセーフティネットであった「未成年者取消権」の消滅です。法改正前であれば、18歳・19歳が親の承諾なしに結んだ契約は、原則として後から無条件で取り消すことができました。業者の側もこの取消リスクを嫌い、高額契約を躊躇していた背景があります。

しかし、成年となった瞬間にその権利は失われます。国民生活センターや各地の消費生活センターの相談事例から、新成人を取り巻く生々しい実態が浮き彫りになっています。

都内の消費生活相談員は現場の様子を次のように証言します。
「高校を卒業したばかりの18歳が、SNSのDMで知り合った相手から『誰でも初月から30万円稼げるAI副業ノウハウ』を持ちかけられ、50万円のサポート契約を結ばされるケースが多発しています。手持ちのお金がないと言うと、消費者金融で学生ローンを組むようスマホ越しに指南される手口が常套化しています」

脱毛エステの複数年コース、副業情報商材、暗号資産の投資マルチ、マッチングアプリを介したデート商法など、悪質業者は「お金の知識が乏しいが、法的には大人として借金ができる18歳」をターゲットに定めています。「クーリングオフ期間を過ぎていた」「言われるがままに虚偽の年収を書いて融資申請してしまった」といった事例では、保護者が介入しても契約破棄が極めて困難になる現実が待ち受けています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。