阿部寛とメンズノンノの伝説|43回連続表紙ギネスと下積みの真相
創刊初期のメンズノンノを語る上で欠かせないのが、阿部寛氏と並び二大巨頭として君臨した風間トオル氏の存在です。スポーティでダイナミックな男らしさを体現した阿部氏に対し、風間氏は甘いマスクと繊細な都会的センスで女性読者層まで巻き込む熱狂を生み出しました。
当時、阿部寛・風間トオルの2人が誌面に並ぶと瞬く間に完売店が続出。それまで「ファッションは女性のもの」という固定観念が根強かった日本社会において、「男性が服を選び、自己演出を楽しむ」という新しいカルチャーを定着させた功績は計り知れません。
集英社メンズノンノの歴代専属モデルからは、後に田辺誠一氏、谷原章介氏、伊勢谷友介氏、東出昌大氏、坂口健太郎氏、成田凌氏、宮沢氷魚氏など、主役級の俳優が数多く輩出されています。その壮大なエコシステムの源流となったのが、まさに阿部寛氏が切り拓いた道筋でした。