ネジを回す方向の鉄則|基本の締め緩めと逆ネジの見分け方・緊急対処法

ネジを回す方向の鉄則|基本の締め緩めと逆ネジの見分け方・緊急対処法の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

取り外そうとしているボルトやネジが「通常ネジ」なのか「逆ネジ」なのかを見誤ると、緩めようとしてさらに強固に締め込んでしまい、機器の破損を招きます。確実な逆ネジの見分け方を理解しておくことが不可欠です。

最も確実な見分け方は、「ネジ山(スパイラル)の傾き」の観察です。ネジを垂直に立てて側面を見たとき、ネジ山のスジが「右肩上がり(/)」になっていれば通常の右ネジ、「左肩上がり(\)」になっていれば逆ネジです。また、逆ネジのボルト頭やナットには、判別のために「L」の刻印や、六角形の角に小さな切り込み溝(スリット)が入っているケースが一般的です。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価市場流通シェア右ネジ:約99.2%
逆ネジ:約0.8%未満ISO/JIS規格準拠の工業製品全体特殊な回転部位以外は原則「右ネジ」と判断して問題ない。回転締結の方向右ネジ:時計回り(右)
逆ネジ:反時計回り(左)「の」の字の方向(右ネジ基準)左ペダルや草刈機など特定の器具のみ逆回転操作を意識する。外観識別マーキング頭部に「L」刻印、ノッチ溝、矢印刻印の有無JIS B 1054 / 工業安全基準六角ナットの外周にスリット線(溝)があるものは逆ネジ確定。主な使途・用途自転車左ペダル、扇風機、丸ノコ、草刈機、LPガス配管高速回転機器の軸・危険流体配管緩みによる事故リスクが高い回転可動部に限定して採用される。
山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。