キューバ出身プロ野球選手はなぜ強い?亡命と契約の真相を徹底解剖
組織論およびリスク管理の観点から、プロ野球球団がキューバ人選手を戦力として迎え入れる際の明確な判断基準を提示します。
獲得に向いている球団の条件
第一に、「契約破棄や突発的離脱の法的手続きを即座に行える専任の法務・通訳チーム」を常駐させている球団です。第二に、失われた戦力を補填できるだけの選手層と資金力があり、単一の選手に依存しすぎない組織構造を持つことが求められます。ソフトバンクのように、育成契約から段階的に信頼関係を積み上げ、適正な高年俸で報いるサイクルを維持できる球団が最も成功を収めやすいといえます。
獲得を慎重に判断すべき球団の条件
一方で、単年の戦力補強として「即戦力」を求め、代わりの利かない絶対的守護神や主軸打者として依存してしまう球団は、極めて高いリスクを背負います。突然のメジャー挑戦ニュースや渡航トラブルが発生した際、チーム全体の成績が急降下する危険性があるためです。家族へのビザ発給や現地生活のケアまで手が回らない地方球団や、資金力に乏しい球団は、第三国出身の外国人選手獲得を優先したほうが無難です。