モルタルとコンクリートの違い徹底解説!強度・費用と正しい使い分け

モルタルとコンクリートの違い徹底解説!強度・費用と正しい使い分けにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

設計やDIY計画において最も重視すべきなのが、力学的性能とコストバランスの比較です。外構工事における一般的な仕様と市場相場をもとに、両者のスペックを比較表にまとめました。

項目モルタルコンクリート編集部の見解・評価基準構成材料セメント+砂+水セメント+砂+砂利(粗骨材)+水砂利の有無が力学特性を決定付ける圧縮強度(N/mm²)約15〜25 N/mm²約21〜40 N/mm²以上コンクリートが圧倒的な耐荷重性を誇る標準的な施工厚み10〜30mm程度(薄塗り)100〜150mm以上(厚打ち)モルタルを厚く塗るとクラックの原因になる外構での期待耐用年数約10〜15年(環境による)約30〜50年以上コンクリートは半永久的な高耐久を維持外構施工費用の相場(1㎡あたり)約3,500円〜7,000円(下地調整等)約9,000円〜16,000円(土間打設)土間コンクリートは掘削・残土処分・配筋が含まれる

データが示す通り、モルタルとコンクリートの強度比較においては、圧縮強度でコンクリートが約1.5〜2倍近い数値を叩き出します。特に重要なのがモルタルとコンクリートの厚み基準です。コンクリートは砂利が組み合わさるため100mm以上の厚みを持たせて強度を確保しますが、モルタルは厚みを持たせすぎると内部応力によって自壊しやすくなるため、基本は30mm以下の薄層施工に限定されます。

コンクリートとモルタルの費用単価の違いに関しては、純粋な材料費(体積比)だけを見れば砂利が入るコンクリートの方が経済的です。しかし、外構工事全体で比較した場合、土間コンクリートは重機での掘削、砕石転圧、残土処分、ワイヤーメッシュ配筋、型枠設置といった付帯工程が必須となるため、平米あたりの施工総額はモルタル仕上げよりも高額になります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。