試合前夜の性行為はNgか?最新科学が暴くアスリートの禁欲神話
性行為による疲労を「激しいトレーニング並み」と捉える人も少なくありません。しかし、客観的な運動強度(METs)と消費エネルギーを算出すると、その実態は驚くほど穏やかであることが分かります。
研究機関の計測によると、一般的な性行為における運動強度は3.0〜4.0 METs程度(軽いウォーキングや階段の緩やかな昇降と同等)に留まります。心拍数はオーガズム時に一時的に上昇するものの、行為全体の平均消費カロリーは男性で約100kcal前後、女性で約70kcal前後です。これは、トップアスリートが日常的に行う激しい有酸素運動やインターバルトレーニングの負荷とは比較にならないほど微小な数値であり、翌日の筋肉に致命的な疲労を残す原因にはなり得ません。