狭い部屋が極上隠れ家に?話題の最新ベッドが変える暮らしの常識
こうした特化型プロダクトの台頭を受け、マス市場を牽引する巨大メーカーも動きを見せている。株式会社ニトリは、高コスパかつ組み立てが容易なシステムベッドを投入し、一般家庭やファミリー層における「子ども部屋の個室化」や「狭小部屋の有効活用」という需要を強力に吸い上げた。機能性を担保しつつ手に取りやすい価格帯で展開する姿勢は、市場の裾野を大きく広げている。
一方で、デザインの文脈からもアプローチが続く。世界的デザイナーの佐藤オオキ率いるデザインオフィスnendoに代表されるような、ミニマルで美的な視点が家具業界全体に刺激を与えている。無骨になりがちな暗幕や金属パイプのイメージを覆し、上質なファブリックや自然素材をあしらった洗練の意匠が登場。インテリアと自然に調和する「静寂の個室ベッド」が、大人のライフスタイル市場でも確固たる地位を勝ち取っている。