実は間違いだらけ?プロが暴くシーツの正しい洗い方と洗濯頻度
シーツを洗濯機に投入する際、丸めて適当に放り込んではいませんか。大きな布地を無造作に入れると、内部に空気が溜まって水面に浮き上がり、洗剤液が全体に行き渡らないばかりか、洗濯槽の回転バランスが崩れてエラー停止の原因になります。洗濯機でのシーツの洗い方には、汚れ落ちと生地保護を両立させる厳格な手順が存在します。
最重要となるのが、洗濯ネットへの入れ方と畳み方です。シーツを縦方向に細長く折り、端から交互に折り返す「じゃばら折り(屏風畳み・M字折り)」にしてから大判の洗濯ネットへ収めます。この畳み方を徹底することで、水流が折り目の隙間をスムーズに通り抜け、シーツ全体の汚れをムラなく洗い流すことが可能になります。
ベッドマットレス用のボックスシーツの洗い方には、特有の配慮が必要です。四隅に強力なゴムが入っているため、ゴム部分を内側に巻き込むように畳まないと、脱水時に強い遠心力でゴムが引き伸ばされ、早期劣化の原因になります。裏側の四隅を綺麗に重ね合わせてからじゃばら折りにするのが、ボックスシーツの寿命を延ばす秘訣です。
洗濯機のシーツ洗濯コース選びでは、泥汚れがない普段洗いであれば「標準コース」で十分ですが、水量を手動で「多め」に設定するのが現場の鉄則です。たっぷりの水の中で生地を泳がせることで、繊維同士の擦れによる毛玉(ピリング)や生地の傷みを大幅に軽減できます。シルク混や極細超長綿などの繊細な素材には「おしゃれ着コース」や「大物洗いコース」を選択してください。