ハーモニック株が乱高下する真相!半導体回復と人型ロボットの勝算
過酷な調整期を経て、潮目は着実に変わりつつあります。先行指標となる半導体製造装置の需要は、生成AI向けGPUやHBM(広帯域メモリ)の増産、先端パッケージング工程の設備投資再開によって明確な底入れを見せています。ウエハ搬送ロボットや露光・検査装置など、ナノメートル単位の極限制御が求められる現場では同社製品の代替が効きません。
減速機・ロボット関連銘柄全体の受注環境を見ても、顧客側の過剰在庫はほぼ解消水準に到達。主要顧客であるロボットメーカーの稼働率上昇に伴い、受注残高の下げ止まりから前年同期比でのプラス転換が確認され始めています。
本格的な業績回復の時期については、半導体装置向けが先行し、その後に一般的な産業用ロボット向けが追随する段階的シナリオが濃厚です。設備投資のタイムラグを考慮しても、先行きの売上拡大に向けた素地は整いつつあります。