もやしの茹で時間は何秒が正解?水からと沸騰後の決定的な違い

もやしの茹で時間は何秒が正解?水からと沸騰後の決定的な違いの基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「もやしを茹でた後、色止めと熱を取るために冷水にさらすべきか」という質問が頻繁に交わされています。しかし、現場の料理人たちは口を揃えてこの行為に「待った」をかけます。

冷水に浸すと、浸透圧とスポンジ状になったもやしの繊維の隙間に水が入り込み、強烈に水っぽくなってしまいます。一度余計な水を吸い込んだもやしは、どれほど手で絞っても元の食感には戻らず、調味料が薄まってボヤけた味付けにしかなりません。茹で上げた直後は、ザルに広げてうちわや扇風機で風を当て、余熱を飛ばしながら自然に冷ます「おかあげ(陸蒸気)」を行うのが鉄則です。

また、もやし特有の「土臭さ」「独特のこもり臭」を完全に断ち切るには、茹でる段階でのアプローチが決定打となります。長谷工グループの暮らし情報メディア「ブランシエラクラブ」やデリッシュキッチンの解説にある通り、湯を沸かす際に塩小さじ1と酢小さじ1〜大さじ1を加える手法がプロの間で広く浸透しています。酢の持つ消臭効果と収斂作用によって、青臭さが中和されるだけでなく、もやし本来の純白の美しさが際立ちます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。