教科書が隠す日韓交流の真実!江戸を揺るがした朝鮮通信使の裏歴史
学校の歴史教科書では「平和の使者」として爽やかにまとめられがちな使節団だが、一次資料を紐解くとそこには泥臭い裏歴史が転がっている。使節団が通過する宿場町は、まさに上へ下への大騒ぎだった。幕府が投入した予算は莫大で、一回の接待で数万両が吹き飛ぶことも珍しくなかった。
滞在先の旅籠では夜な夜な酒宴が繰り広げられ、日本の文人や絵師たちが押しかけた。言葉が通じなくとも「筆談」で詩を交わし、知識を競い合う熱狂的な交流が生まれたのだ。一方で、文化の違いから生じる摩擦も絶えなかった。食事の好みや礼儀作法をめぐるトラブル、さらには接待費用の負担に悲鳴を上げる沿道諸藩の本音など、教科書が語らない人間臭いエピソードは尽きない。