年間8万人が消える日本の闇。最新統計が暴く失踪理由と発見率の真実
Q1:家族がいなくなった場合、失踪届(行方不明者届)は失踪から24時間待たないと出せませんか?
A1:24時間待つ必要は一切ない。これはドラマなどで描かれる誤った俗説であり、事件事故や認知症の徘徊が疑われる場合は、気付いた瞬間に最寄りの警察署へ届け出ることが肝要だ。初動の早さが発見率を大きく左右する。
Q2:成人の家出でも、警察は防犯カメラを追跡して見つけてくれますか?
A2:遺書がある、事件に巻き込まれた明白な痕跡があるといった「特異行方不明者」の要件を満たさない限り、成人の一般家出に対して警察が強制的に防犯カメラの開示請求や追跡捜査を行うことは原則としてない。個人の移動の自由が尊重されるためだ。
Q3:失踪宣告が出たあとに本人がひょっこり生きて帰ってきた場合、どうなりますか?
A3:家庭裁判所に「失踪宣告の取消し」を申し立てることで、法律上の生存状態を取り戻すことができる。ただし、宣告によってすでに行われた遺産相続や配偶者の再婚などの法律関係については、善意・悪意の法理解釈を巡って複雑な係争に発展する場合がある。