木嶋佳苗の現在と3度の獄中結婚!鉄格子の中から届く言葉の狂気
東京拘置所の一室。厳重な規律と静寂が支配するその空間で、木嶋佳苗の送る日常は一般的な死刑囚のイメージから大きくかけ離れている。拘置所内の売店で購入できる食材や調味料を巧みに組み合わせ、独自のおやつや軽食を作り出す執念。面会に訪れる限られた支援者に対して発せられる言葉には、かつて法廷を騒然とさせたあの自信と誇り高さが寸分違わず宿っている。
何より世間を驚愕させ続けているのは、彼女が獄中で重ねてきた「結婚」という事実だ。1人目は彼女の無罪を信じる熱心な支援者の男性、2人目は大手出版社に勤務する編集者、そして3人目となる新たなパートナー。外部との接触が極度に制限された環境において、なぜこれほどまでに男たちの心を捉え、婚姻関係を結ばせることができるのか。最新の手記や支援者への書簡からは、自身の容姿や置かれた境遇に対する卑屈さは微塵も感じられない。むしろ、拘禁状態をひとつの舞台として演じ切るような超然とした生活態度が浮き彫りになっている。