ローズマリーが木質化したら?プロが教える剪定と挿し木復活術
世界の園芸界をリードする英国王立園芸協会(RHS)のガイドラインでも、ローズマリーの木質部への深追い剪定には注意喚起がなされている。緑色の生きた葉が数枚でも残っている位置で切ることが、再生に向けた絶対条件だ。葉が一切ない茶色い幹だけを残して剪定してしまうと、光合成が行えず、株全体の生命活動が停止してしまう恐れがある。
一方で、日本の気候環境に合わせた指導を行う日本ハーブ協会も、梅雨前と秋口の剪定時期の重要性を強調する。湿度の高い日本の夏を乗り切るためには、木質化した株の内部をすく「透かし剪定」が欠かせない。枯れ枝や交差した枝を取り除き、株元まで光と風が届く環境をつくることで、古い幹の節目から小さな新芽が芽吹きやすくなる。