不滅の神記録から現代の偉業まで!球界を揺るがす怪記録の真相
打撃記録以上に「絶対に破られない」と断言できるのが、金田正一が残した通算400勝、そして4490奪三振という途方もない金字塔だ。シーズン30勝以上を3度記録し、通算完投数365を数える金田の足跡は、現代野球のシステムからは完全に逸脱している。
先発投手の投球数制限や中6日の登板間隔が常識化した今、通算200勝の名球会入りさえも最高峰の難関となった。先発して打たれればリリーフでマウンドに上がり、翌日も平然と先発する——そんな昭和の剛腕たちの無謀とも言えるタフネスは、医学的見地からは否定されつつも、唯一無二のロマンとして光を放つ。
一方で、現代の投手記録として後世に語り継がれるのが、田中将大が2013年に打ち立てたシーズン24勝無敗という奇跡だ。分業制が確立され、各球団の戦力が拮抗する現代において、1年間一度も負けずにシーズンを完走した勝負強さは、金田の400勝に匹敵する現代のアンタッチャブルレコードとして燦然と輝いている。