070電話番号の着信は危険?怪しい営業・詐欺の見分け方と最新対策

070電話番号の着信は危険?怪しい営業・詐欺の見分け方と最新対策について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

かつて090や080から始まる番号が携帯電話の主力だった時代を記憶している人も多いだろう。しかし、モバイル端末の爆発的な増加と格安SIM(MVNO)市場の拡大に伴い、従来の電話番号資源は限界を迎えた。そこで本格稼働したのが、総務省が管轄する070事業者識別番号割り当て制度だ。

かつてPHS専用だった070帯域(070-1〜4番台など)に加え、2013年以降は携帯電話用(070-5〜9番台など)として段階的に開放された。この制度改革によって、電気通信事業を担う主要キャリア各社への大規模な番号割り当てが可能となった経緯がある。

市場の激変を牽引したメガキャリアの攻勢も大きく影響している。NTTドコモやau (KDDI)が顧客基盤を盤石にする中、ソフトバンクを率いる孫正義氏による革新的な価格破壊や、楽天モバイルを率いる三木谷浩史氏による第4のキャリア参入といった歴史的転換期が相次いだ。通信事業者の激しいシェア争いと新プラン投下によって契約回線数は跳ね上がり、今や070番号は新しくスマホを契約する際の「ごく標準的な番号」として世の中に大量流通するに至っている。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。