【2026年最新】楽天グループ決算発表:モバイル事業「単月黒字」の裏に潜む財務健全化への焦燥と勝ち筋
モバイル問題の影に隠れがちだが、創業事業である「楽天市場」を中心としたEC(電子商取引)セクターの攻防も見逃せない。Amazonジャパンの強力な配送網強化や、海外発の超低価格ECプラットフォームの台頭により、国内EC市場のシェア争いは過去最高レベルに激化している。
楽天は、モバイル契約者に対するポイント還元率アップなど、強力なクロスユース施策で防波堤を構築してきた。「モバイルユーザーは楽天市場での購入額が増える」というデータは今回も実証されているが、ポイント原資の負担増加は利益率を圧迫する要因にもなる。物流網の効率化(楽天フルフィルメントセンターの最適化)と、店舗側への出店価値の再提示が、EC事業の利益水準を守るキーとなっている。