500円玉の正確な大きさとは?新旧硬貨の違いと自販機で使えない謎
500円硬貨は偽造防止対策の強化に伴い、これまで2度の全面改変が行われてきました。歴代のモデルごとに素材や重量、細部の加工が大きく異なります。
新旧500円玉の見分け方を押さえる上で、まずは歴代の3世代を押さえておく必要があります。
初代は1982年から2000年まで製造された初代500円白銅貨です。銀色一色で、重量は歴代で最も重い7.2gでした。側面に「NIPPON ◆ 500 ◆」というレリーフ文字が刻まれていた点が大きな特徴です。
2代目は2000年から2026年まで発行された2代目500円ニッケル黄銅貨です。全体が上品な金色を帯びており、重量は7.0gへと軽量化されました。角度を変えると「500円」の数字の中に「500円」の潜像が浮かび上がる技術や、斜めギザが導入されています。
そして2026年11月に登場した3代目が、現行のバイカラー・クラッド貨です。外周が金色(ニッケル黄銅)、中心部が銀色(白銅で銅を挟んだクラッド材)という2色構造になっており、見た瞬間に判別できます。重量は7.1gへと0.1g増加しました。
さらに側面のギザギザには、一部だけ幅や間隔が異なる異形斜めギザという世界初の技術が導入されています。コインを傾けると浮かび上がる「JAPAN」「500YEN」の微細文字加工など、ルーペで見なければわからないレベルの高度な職人技が凝縮されています。