魚へんに参とは? 「鯵(あじ)」の漢字の成り立ちと豆知識

魚へんに参とは? 「鯵(あじ)」の漢字の成り立ちと豆知識について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

魚へんに参と書く「鯵」という漢字は、日本で作られた国字(和製漢字)です。中国から伝わった漢字ではなく、日本人が独自に生み出した文字なのです。

なぜ「参」という文字が使われたのか。諸説ありますが、最も有力なのは「旨い魚が参ってくる」という説です。アジは回遊魚で、春から夏にかけて沿岸に群れをなしてやってきます。この時期のアジは脂が乗って特においしく、漁師たちにとって待ち望まれる魚でした。そこで「参る(まいる)」という意味の「参」を当てたという説があります。

別の説では、「三月(旧暦)に旨くなる魚」だから参という字を使ったという解釈もあります。旧暦の三月は現在の4月から5月にあたり、ちょうどアジの旬の時期と重なります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

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