幻冬舎社長・見城徹の知られざる素顔と出版界を揺さぶる経営哲学
見城イズムの遺伝子は、次世代の編集者たちにも色濃く受け継がれている。その筆頭が、編集者の箕輪厚介だ。ソーシャルメディアを縦横無尽に駆使し、従来の編集者像を粉々に打ち破った箕輪の活動を、見城は時に厳しく叱咤しながらも、その才能を最大限に開花させる舞台を与えた。
ソーシャル経済メディア「NewsPicks」と連携した「NewsPicks Book」レーベルの立ち上げは、まさにその象徴的な成功例だ。堀江貴文や落合陽一らの著書を立て続けに大ヒットさせ、若年層の読者をビジネス書マーケットへ一気に引き込んだ。型破りな異端児を飼いならすのではなく、野に放って暴れさせる――見城の懐の深さと勝負勘が、組織の代謝を常に促している。