ベースの弦高適正値は何Mm?劇的に弾きやすくなる調整手順について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。
ベースの弦高を語るうえで基準となる測定ポイントは、一般的に12フレットの金属バーの頂点から弦の下端までの隙間です。定規のゼロ点が端から始まっている金属製スケール(JIS1級規格など)をフレット真上に垂直に当てて測定します。
4弦ベースにおけるエレキベースの弦高基準としては、以下の数値が業界標準の目安となります。
セッティング区分詳細・数値データ(12フレット)演奏スタイル・特徴編集部の見解・評価標準セッティング4弦:2.5mm / 1弦:2.0mm
(2・3弦は指板Rに合わせる)オールラウンド(指弾き・ピック・スラップ併用)音圧とサステイン、押弦の軽さのバランスが最も優れており初心者に最適。低めセッティング(ローアクション)4弦:1.8〜2.0mm / 1弦:1.5〜1.8mm高速テクニカルプレイ、スラップ奏法メイン軽いタッチで発音可能。ピッキングが強すぎると弦高ビビりが発生しやすい。高めセッティング(ハイアクション)4弦:2.8〜3.2mm / 1弦:2.3〜2.5mmハードロック・パンク(強いピッキング)、太い重低音重視弦の振幅が稼げ迫力ある鳴りを得られるが、押弦の筋力と高い運指精度が要求される。
ベース弦高の4弦・1弦の差を設ける理由は、弦の太さ(ゲージ)と振幅幅の違いにあります。太い低音弦ほど大きく円を描くように振動するため、1弦と同じ低さに設定するとフレットに接触して雑音の原因になります。指板の丸み(アール/ラジアス)に沿わせつつ、4弦側をやや高め、1弦側をやや低めにする傾斜セッティングが基本構造です。