お札を違う神社に返納は失礼?Ngな組み合わせと正しい処分作法
SNSや知恵袋等のコミュニティを調査すると、「違う神社に持っていったら断られた」「古札入れに寺の札を置いていったら神職に注意された」という投稿が散見されます。一方で神社側の実態を調べると、近年の「ゴミの不法投棄問題」が背景に浮かび上がります。
各地域の神社庁関係者の報告によると、年末年始の古札納所には、神札だけでなく人形、だるま、門松、果ては仏壇の仏具やプラスチック製工芸品までが無断で投棄される事例が相次いでいます。これらのお焚き上げには自治体のダイオキシン規制に適合した専用焼却炉や高額な処理費用が発生するため、神社側も「受け入れ基準の厳格化」を進めざるを得ない状況にあります。
したがって、「違う神社のお札だから拒否された」のではなく、「素材の分別がされていない」「寺院の仏具を持ち込んだ」という理由で断られるケースが大半です。古札納所を利用する際は、お札に付いているビニール袋や針金、外箱を取り外した状態で持ち込むことが現場への配慮となります。