大槻教授の現在と死亡説の真相は?89歳を迎えた科学の闘将の今
大槻教授のお茶の間での人気を不動のものにしたのが、テレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』の年末恒例「超常現象否定派VS肯定派バトル」でした。
肯定派の急先鋒として相対したのが、たま出版の元社長・韮澤潤一郎氏やUFOプロデューサーの矢追純一氏らでした。韮澤氏が奇想天外な宇宙人写真や怪奇現象のフリップを掲げると、大槻教授が「バカ言っちゃいけない!」「それは全部トリックだ!」と顔を真っ赤にして怒鳴り散らし、机を叩いて詰め寄る光景は、平成バラエティにおける屈指の名場面となりました。
番組上では激しい罵り合いを演じていた両者ですが、大槻氏は後に自身の著作やインタビューで、韮澤氏ら肯定派の論客たちに対して「番組を成立させるためのプロ同士としての敬意」を持っていたことを明かしています。対立構造を徹底して演じ分けることで、視聴者に「何が事実で、何が虚構なのか」を考えさせる極上のエンターテインメントを提供していたのです。