X JapanにSugizoが加入した理由と葛藤|2026年現在の活動真相
SUGIZOの加入は、単なるメンバーの補充にとどまらず、X JAPANのアンサンブルに決定的な進化をもたらした。本来の担当パートであるリード&リズムギターに加え、幼少期から英才教育を受けて培ったクラシックバイオリンの腕前をステージ上で全面解放したのである。
hideが構築したパンキッシュでトリッキーなリフやエッジの効いたギターソロを緻密に再現しつつ、SUGIZOは自身のシグネチャーである空間系ディレイやアヴァンギャルドなノイズ奏法を巧みに注入。さらに、YOSHIKIのピアノとSUGIZOのバイオリンによるインタープレイは、従来のヘヴィメタルバンドの枠組みを遥かに超えたシンフォニックなスケールを確立させた。
2010年にLUNA SEAが「REBOOT(活動再開)」を果たした際も、SUGIZOは双方の活動を一切妥協せず両立させた。スケジュール調整は困難を極めたが、双方のメンバーが互いの重要性を理解し、リスペクトし合っていたからこそ成立した奇跡の二刀流である。