前川廉:北海道が生んだ若きゴールキーパーの軌跡と現在
U-15からU-18まで。前川は4年間、札幌のアカデミーで研鑽を積んだ。この時期は選手にとって最も成長する黄金期である。体も心も急速に発達し、技術と戦術理解が深まる。
コンサドーレ札幌のアカデミーは体系的な指導で知られる。ゴールキーパー専門コーチによる個別指導、フィジカルトレーニング、戦術理解。前川はこうした環境で日々、自分を磨き続けた。
U-18での活躍は、やがてトップチームの目に留まることになる。2016年8月から9月にかけて、まだ16歳だった前川は2種登録選手としてトップチームに登録された。背番号は46。この数字は、彼がまだ正式なトップチーム選手ではなく、育成組織からの登録であることを示していた。