ゆでたまごと吉野家の確執の真相!絶縁の理由からなか卯・感動の和解まで
ファンの間で今も語り継がれる謎の一つが、「アニメ版のキン肉マンが途中から吉野家ではなく『なか卯』の牛丼を食べるようになった理由」です。原作では一貫して吉野家への愛が描かれていたにもかかわらず、アニメではセリフや看板が関西発祥のチェーン「なか卯」へと変更される現象が起きました。
この背景には、テレビアニメの制作におけるシビアな商業事情がありました。アニメの放送にあたり、制作側が吉野家にスポンサー就任を打診したものの、経営再建中だった吉野家側がこれを固辞。そこで名乗りを上げたのが、当時関東への進出を狙っていたなか卯でした。正式な番組スポンサーとなったなか卯の意向を汲み、アニメ内での大好物が「なか卯の牛丼・親子丼」へと差し替えられたのです。
この時点で吉野家とゆでたまご先生の個人的な信頼関係が破綻したわけではありませんでしたが、「無償の宣伝効果を享受しながらも公式な支援には消極的」という吉野家側のビジネスライクな姿勢は、後の大炎上へと繋がる火種となっていきました。