赤ニキビの治し方を徹底解説!痛い炎症を一刻も早く鎮静する全手順

赤ニキビの治し方を徹底解説!痛い炎症を一刻も早く鎮静する全手順に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

痛がゆい赤ニキビを見ると、指やピンセットで圧迫して中身を排出したくなる衝動に駆られる方は少なくありません。しかし、赤ニキビを自分で潰す行為は、皮膚科医が最も強く警鐘を鳴らす最悪の悪手です。

白ニキビとは異なり、赤ニキビの毛穴内部は強い炎症によって毛穴の壁(毛包壁)が脆くなっています。指先で強い圧力をかけると、膿や皮脂が皮膚の外へ出るだけでなく、脆くなった毛包壁が破裂して真皮層の深部へと細菌や炎症物質が漏出します。これにより炎症が真皮全体へ一気に拡大し、コラーゲンやエラスチンといった皮膚の弾力構造が広範囲にわたって破壊されてしまいます。

真皮層は表皮と違ってターンオーバーによる再生能力が極めて低いため、一度壊れた組織は元通りに修復されず、生涯消えない陥没型の「アイスピック型クレーター」や「ボックスカー型クレーター」として定着します。さらに、メラノサイトが刺激され続けることで、赤褐色から茶色に残る「炎症後色素沈着(PIH)」を数年単位で引きずる結果となります。初期段階で触らないことこそが、最大の赤ニキビ跡を残さない対処法です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。