耳の中でポコポコ音がする原因とは?病気の見分け方と正しい対処法
ポコポコ音を伴う代表的な耳疾患には「耳管開放症」「耳管狭窄症」「滲出性中耳炎」の3つが挙げられます。それぞれのメカニズムと特徴は大きく異なります。
まず、耳管開放症耳管狭窄症違いについて整理します。耳管開放症は耳管が開きっぱなしになる疾患で、急激な体重減少や脱水、自律神経の乱れが引き金となります。自分の声が大きく響く「自声強調」や呼吸音が直接耳に届く症状が特徴です。一方の耳管狭窄症は、風邪やアレルギー性鼻炎により粘膜が腫れ、耳管が閉じたまま開かなくなる状態で、強い耳の詰まり感が生じます。
さらに見逃せないのが滲出性中耳炎症状です。鼓膜の奥にある中耳腔にサラサラまたは粘り気のある液体が溜まる疾患で、頭を傾けたり動かしたりした際に「耳の中でポコポコ水が揺れるような音」や「ゴボゴボ音」がダイレクトに知覚されます。小児だけでなく、加齢や鼻炎を抱える成人にも好発します。