西野七瀬が駆け抜けたアイドル時代。伝説のセンター裏側と独占秘話
グループの躍進を語る上で欠かせないのが、もう一人の絶対的柱であった白石麻衣の存在だ。太陽のように華やかで誰もが憧れる美の象徴だった白石に対し、月のように優しく寄り添い、切なさを体現した西野七瀬。対照的な二人のカラーが共鳴し合ったことで、グループの表現力は飛躍的に広がりを見せた。
「相反する二人のエースがいたからこそ、多層的な楽曲の世界観が成立した」。当時、制作を主導していたソニー・ミュージックレーベルズの関係者はそう振り返る。二人は切磋琢磨しながらも互いを深くリスペクトし、ステージの上では言葉を超えた絆を見せた。この二頭政治とも言える黄金期があったからこそ、グループは数あるグループの頂点へと駆け上がることができたのだ。