血圧正常なのに脈拍が高い…その危険なサインと心拍数の真相

血圧正常なのに脈拍が高い…その危険なサインと心拍数の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

心血管系の状態を把握するうえで、まず押さえておきたいのが心拍数と血圧の違いです。心拍数(脈拍数)は心臓が血液を送り出すために1分間に拍動する回数を指し、血圧は心臓から押し出された血液が動脈の壁の内側を押す圧力を指します。ポンプに例えるなら、心拍数は「ピストンが往復運動するスピード」、血圧は「ホースの内側にかかる水圧」です。

循環器系において、血圧(血圧値=心拍出量×末梢血管抵抗)は心臓が1回に送り出す血液の量と、末梢血管の収縮度合いによって決まります。そのため、心拍数が増加しても血管が拡張していれば血圧は上がらず、逆に心拍数が低くても血管が強く収縮していれば血圧は跳ね上がります。以下の心拍数と血圧の正常値一覧で標準的な基準を確認しておきましょう。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価安静時心拍数60〜100回/分(成人の標準)理想値:60〜70回/分台日常的に80回以上が続く場合は交感神経優位や心負荷の兆候に注意家庭血圧基準収縮期135未満 / 拡張期85未満正常域:115/75未満診察室測定(140/90)よりも家庭測定値が予後予測において極めて重視される軽度運動時心拍数:100〜140回/分
収縮期血圧:+20〜40mmHg拡張期血圧:横ばい〜微減運動時に収縮期が200を超える、あるいは拡張期が急上昇する場合は要注意起立時の反応心拍数:+10〜15回/分
血圧:収縮期-10mmHg以内即座に代償機構が働き安定収縮期が20以上低下、または脈拍が30以上跳ね上がる場合は自律神経障害を疑う
池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。