生理前に胸が張る・痛い原因と最新緩和法!放置Ngなサインとは
周期的に訪れる乳房の不快感。その根本にあるのは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの急激な変動です。排卵後から月経前にかけての黄体期には、妊娠に備えてプロゲステロンの分泌量が著しく増加します。このプロゲステロンには体内に水分を溜め込む性質があり、乳腺組織を膨張させる働きを持ちます。
同時に、エストロゲンは乳管を発達させるため、ふたつのホルモンが相乗的に作用することで乳房全体がうっ血し、風船のように膨らみます。これが組織の内圧を高め、周りの神経を圧迫して強い痛みを引き起こすのです。女性医学の領域では、こうした症状は月経前症候群(PMS)における主要な身体症状のひとつとして位置づけられています。