ノック2回はトイレ用?面接や商談で信頼を掴む正しい入室作法

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就職情報大手のマイナビやリクナビが毎年実施する採用動向調査や就活生向けアンケートを見ても、入室時の所作に関する関心は極めて高い。だが、面接官は本当にノックの回数だけで合否を決めているのだろうか。

大手企業の採用担当者へのヒアリング取材を重ねると、意外な本音が浮かび上がる。「2回ノックしたからといって、その瞬間に不合格の烙印を押すわけではない」というのが大半の面接官の共通認識だ。現代の採用現場では、減点主義のマナーチェックよりも、学生や応募者の本質的なコミュニケーション能力や論理的思考力が重視される。

しかし、話はそこで終わらない。多くの面接官はこう付け加える。「ただし、所作が雑な応募者は、緊張のあまり周囲が見えなくなっていたり、事前の準備不足が露呈していたりすることが多い」。ノックの回数そのものよりも、ノックの音の乱暴さや、返事を待たずに突入してくる身勝手さ、扉をバタンと閉める粗雑さが、無意識の悪印象として蓄積していくのだ。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。