まるで必殺技?台風のかっこいい名前ランキングと命名ルールの謎

まるで必殺技?台風のかっこいい名前ランキングと命名ルールの謎の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

140個の名前が繰り返し使われるはずのリストですが、中には「二度と使われない引退名(永久欠番)」が存在します。プロスポーツにおける名選手の背番号のように、台風の世界でも特定の名前がリストから永久に除外されるルールがあるのです。

除外される最大の理由は、「甚大な災害をもたらしたこと」です。被災者への感情的配慮や、過去の大災害の記録・検証において同名の台風が将来再び発生するとデータ管理上の混乱を招くため、被災国の要請によって台風委員会で除名が決定されます。

過去に引退となった歴代最強クラスの主な台風は以下の通りです。

  • ハイエン(Haiyan / フィリピン等で甚大な被害) ➡ 新名称「バイルー(Bailu / 白鹿)」へ変更
  • ハギビス(Hagibis / 日本に猛烈な水害) ➡ 新名称「ラガス(Ragas / スピード)」へ変更
  • ファクサイ(Faxai / 関東に大規模停電) ➡ 新名称「ノンファー(Nongfa / 湖の名)」へ変更
  • マンクット(Mangkhut / フィリピン・香港を直撃) ➡ 新名称「クラトーン(Krathon / 果物の名)」へ変更
  • ムーファ(Muifa / 中国東部に記録的暴風) ➡ 新名称への差し替えが決定

響きがどれほど勇ましくかっこいい名前であっても、引退の背景には過酷な爪痕があります。「かっこいい名前が消える」ということは、それだけ凄惨な天災が起きたという生々しい歴史の証明でもあるのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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