2026年の絶望と希望を繋ぐ歌声――Dreams Come True「朝がまた来る」が今、世代を超えて再ヒットする理由
この再ブームは、音楽チャートだけに留まらない現象へと発展している。ドライブやキャンプの夜明け、あるいは早朝の出勤風景とともにこの曲を流す動画が、動画共有プラットフォームで何万回も投稿されているのだ。
興味深いのは、親子でこの楽曲を語り合う光景が増えている点だ。90年代後半に青春を過ごした親世代と、ストリーミングを通じて出会った子世代。世代間の嗜好が分断されがちな現代において、「朝がまた来る」という楽曲は時空を超えた架け橋となっている。「父親の車で昔流れていた曲を、いま自分が毎朝聴いている」といったコメントがSNS上に溢れ、時代を超えたスタンダードナンバーとしての地位を完璧なものにしている。